こんにちは☀️
1日間が空いてしまいました💦
先日の土曜日、ピーはサッカー部1年生大会の決勝に臨んだ。
場所は川越陸上競技場だ。
ピーがマネージャーから選手に戻ったのが、決勝前の練習日だったので、
当たり前だが、ピーは出場する事はなかった。
私立中学と合同チームなので、控え選手だけでも5〜6人いるそうだ。
多分、ずっと応援するか雑用するかカメラ回すか、審判やコーチの手伝いをするかでくるくる回っていたのだと思う。
ピーの友達で同じサッカー部の同級生が何度も得点を重ね、何と優勝✨✨
ピーは大喜びで帰宅した。
あんなに嬉しそうなピーは久しぶりに見た。
本当は私も応援に行きたかったのだけど、ピーに「俺は出ないから来なくていい。」と予め釘を刺されていた。
でも自分が出場したかのように喜ぶ姿を見て、良かったなー✨とつくづく思った。
そして昨日、ニーも一緒にリビングでサッカー部の顧問の先生の話で盛り上がった。
ピーはマネージャーを辞めたので、私は「先生の負担が増えるのではないかな??」と少し心配になった。ただでさえ顧問の先生は人員削減で一人に減らされていた。(たまにもう一人来る事もあるが陸上部と兼部だ)
ピーはサッカー部の雑用係としてしばらく学んだ事の楽しさを語った。
一つ目はグランドのライン引き。初めはものすごい曲がって引けたものではなかったライン引きが今ではプロ級に引けるのだそうだ。斜めになったり曲がる事なく水平垂直にビシッと引けるのだって。
私は思った。
「それって選手に戻っても、勉強になるのではないかな?」
「そうなの?」とピー。
「ライン引きできたからってプレーに影響はないんじゃないかなー。」とニー。
「でもプレーヤーがゲームする土台が作れるって大事な事だと思うんだよね。車だって車幅の意識がないと扱えない。この境界線の中でゲームするっていう認識は大事だと思うよ。この辺りまで大丈夫ってギリギリのプレーだってできるよね。」
とママが言ったら、「そういうもの?」と二人は考え込んでいた。
2つ目は、「顧問の考えている事が手に取るように分かるようになった」そうだ。
これは大きい。
「ピー、あそこにあるボール持ってきといて」のタイミング。
「ピー、審判やろうか?」のタイミング。
ピーがもうすぐパス練くるだろうと思うと、そのタイミングで監督が「よーし、そろそろパス練だ。」と言うそうだ。
またなぜコーチがそのように言うのか、その理由も分かるようになって来たとの事。
これには「おおー!」と思った。
さらには、どうすれば怒られないか、その抜け道まで分かってきたそうだ💦
雑用係で学んだ事3つ目は、「審判に強くなった」事だ。つい手薄となる審判ばかりを多くやっていたので、審判はもちろん部活で一番サッカーのルールに詳しくなれたそうだ。
ライセンスを取ろうかなーと言っていた。
個人的にこれも強い!と思った。
審判に詳しくないと違反ギリギリのプレーはできないだろうと思ったからだ。実際の試合では審判のキャラにも依るのだろうが。
雑用係で学んだ事4つ目は、選手たちに頼られる存在になれた事なのだそうだ。
選手たちは心の中では、マネージャーがあれもこれもしてくれてありがたい!と思ってくれていたのだ。
おそらく「お母さん」のように何となく甘えられる存在になれたのかもしれない。
家での自己中すぎるピーからは全く想像もつかないが、社会に出る上で最も大切な事を学べたのではないかと思った。
選手としては0からスタートだが、ピーがマネージャーになると聞いた時は、私の方がプライドの大暴落が起きていた。
しかしついつい軽んじて見ている仕事の中にとてつもなく大事な重要な要素が詰まっている事を再認識させられた。
そしておそらく意図して、ピーを学ばせる環境を与えてくれたコーチやチームのメンバーに感謝したいと思った。