レモネードです。
今日は天気も良く過ごしやすい休日になりそうです☀️
ブログを始めてから、色々な方々と接点を持つきっかけが増えました✨
ピーが小5の秋まで所属していた某強豪サッカーチームの代表のコーチOコーチも同じブログをやっていらっしゃったのです。
何となくひそかにフォローだけしていたのですが、先日ちゃんと挨拶をしなきゃ!と思ってメールをしたところ、私のブログを読んでいてくれたみたいで、すぐに返信をしてくださいました。
そしてピーの腰の事も相談乗ってくれ、おすすめの病院やお医者さんを教えて頂きました。
ピーは今度そこで精密検査を受けて必要なリハビリも開始しようと思っています。
せっかくなので、ピーが語るOコーチとの思い出を記させて頂きます。
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ピーがサッカーチームに入ったばかりの時から、Oコーチは
とても、怖いコーチだ!!
という噂があった。
まずOコーチの名前(苗字)自体が既に怖い。
配布されたプリントのコーチのプロフィールにもOコーチの苗字で紹介されていたので、
てっきり私はOコーチの名前(苗字)は本人のものだと思っていた。
なので、めちゃくちゃ怖いコーチのイメージがあった。
しかし、私が初めてOコーチにお会いした時の印象は全く違ったものだった。
小柄で、笑顔が柔らかくて、幼稚園バスを運転していて、園児たちにも好かれている優しいおじさま先生にしか見えなかった。
しかも若い頃は戦隊モノのスタントマンをやられていたそうで、名前の悪のイメージからすっかり正義の味方のイメージに変わった。
しかし実際サッカーのコーチとしては、私自身の一般常識的な概念が完膚なきまでに破壊される程凄いコーチだった。
ピーが小3の時だった。
いつも練習や遠征を担当してくれているSコーチからチームにメールが届いた。
「明日からの遠征はOコーチが引率します。頑張ってください。」
そこで私は「おや?」と思った。Sコーチが普段「頑張ってください。」などと言うことはあまりいや滅多になかった。
頑張るって試合の事だろうか?Oコーチの事だろうか?
実際にOコーチの引率の元、遠征に参加したピーとチームメイト達。
一泊2日で試合に参加。
帰宅したバスから降りてきたチームの子達は半泣き状態に見えた。
ピーは送迎の車内で
「もう、Oコーチの引率は絶対嫌だ!」
といって半泣き状態になっていた。
ピーの話では、
普通に殴られた、と。。
マジか!?令和の時代にも殴る人がいるとは💦!!!
私は驚きを隠せなかった。
ピーの話から遠征中の地獄のような風景が浮かび上がった。
まず、試合のポジションは、いつのも固定ポジションから全てシャッフル!
フォワードはデュフェンダーに任命され、逆にディフェンダーはフォワードに任命。
サイドにいる子達も真ん中の反転された(攻撃と防御)ポジションに配置。
試合中、ずっとそのポジションを固定にされたそうだ。
試合中、ボールの受けミスなどをやらかしたり、ヘディングのタイミングがズレようものなら、要するに失敗したら、恐怖の鉄槌(試合後のぶん殴り)が待っているという地獄感。
ぶん殴りに関しては保護者によってその是非が問われるかと思う。
でもそれを聞いて、私はOコーチのやり方の根幹が見えたように思った。
AかBかという道があって、A が成功、Bが失敗であったとすると、ことごとくAに向かわせる指導なんだな、と。いや、Aしか道はありえなくする、A以外の道は99%抹消する指導なのだな、と。
普段の練習でもそうだ。ヘディング練習、パス練習、シュート練習、一度でもミスると、「全体責任」として全員が10周くらいグランドの周りを走らされていた。これで選手たちミスるという選択肢は徹底的に排除される。火事場のバカ力では、選手という子供たちは無限の力を持っており、実際「意外とやればできる」のだ。
そして成功体験ばかりを身につけた選手たちは、本当にミスをしなくなる。
これがOコーチを含めたチームのやり方なんだな、と思った。その核がOコーチなんだな、と。
そしてチームのポジションも面白い。
小学生なので8人体制だが、スイーパーというポジションが1人ディフェンダーの後ろにいて、最終関門になっている。このスイーパーはフォワードを命がけでGKに近づけない。
攻撃の人数がその分減るが、力の強い2トップとパスや舵取りが上手いボランチでガンガンせめて行く。
フォワードが強いイメージのチームだが、実は壁のような防御力が強いチームなんだ。
多くの成功体験がチームを強くする点は勉強でも同じだ。
ピーも一度サッカーをやっていた頃の初心に帰ってほしい。Aという勉強を集中して終わらせるという道とBというダレて終わる道。
ことごとくBを排除しなければならないし、本人がその自覚を持たないと、何のストーリーも始まらない。
スポーツのトップだった子が勉強もできるのはここが分かっているからだと思う。
親単科をしてまでもBの道を塞ごうと画策する真島先生や斉藤先生はこのチームのやり方と同じ雰囲気が実はある。
ピーは怪我をしてしまって、チームを離れてしまったけど、貴重な経験をさせてくれお世話になったOコーチやSコーチやUコーチには感謝の気持ちでいっぱいだ。