中2高2松江塾【初代公認】ママブロガーレモネードの徒然記

松江塾中2男子・松江塾卒高2男子のママ、レモネードです。日々の記録や思ったこと感じたことを徒然記していきます。

【平安時代に学ぶ】歌が上手いとモテるって本当!?

こんばんは⭐️レモネードです。

 

 

ムラが一番好きな、

 

平安時代🎎!!

 

その醍醐味はやっぱり百人一首のような和歌、「源氏物語」のような小説、枕草子のような随筆など。

 

ムラから聞いたのだけど、、

平安時代の貴族は短歌のような歌が上手いとモテるのだって💡

 

それって!

現代にそのルールを持ってきたら、

若者の語彙力が上がるのではないかって思ったの💡!!んな無茶な💦

 

 

結論はさておき、、

その平安時代の貴族たちの恋のやり取りを調べてみたら、すごく風流で素敵なのだと思った。

 

①まず、、和紙!!!

和紙の質感や色を恋愛や想いの象徴のように利用していたらしい。

例えば、「寂しい」を象徴する時は小豆色とか「会いたい」を象徴する時は萌葱色など。

(そのあたり貧相な想像力しか持ち合わせてなくてごめんなさい🙏💦)

②筆文字!!!

字の上手さも大事だったみたい。字は人を表すって言うしね。想いがこもっている時は達筆で、書道みたいにシュッとしてて跳ねたり、感情を表現した文字の形のアートなんだよね。

③モチーフ!!!

詩を書いた和紙を筒に入れて木や花など季節のモチーフを添えたりしていたらしい。

女性の着ている着物の柄の花を添えたり、旬のモチーフを取り入れ、この点も象徴として「想い」を伝える意味を持たせていたらしい。

 

電子メールやスマホのLINEでやりとりしている現代に比べて、

何かすごく凝ってない??

 

でやっぱり一番大事なのは、もちろん

④和歌の内容!!!

上の句で想いを匂わせて、下の句で激情を歌ったり、、

(そのあたり貧相な想像力しか持ち合わせてなくてごめんなさい🙏💦)

 

つれない人に皮肉を込めてみたり、魂から情熱的に歌ったり、寂しいよーと黄昏てみたり、山に籠ったり(これは出家した僧なのかな??)

 

平安時代のモテ男と評される在原業平の和歌を見てみよう!

 

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川

からくれなゐに 水くくるとは

 

(現代語訳)

遠い昔の神々の時代でさえも聞いたことがない。竜田川が一面に散ったもみじで流れる水を紅色に染めて、絞り染めしぼりぞめにするなんてことは。

 

確かにかっこいい。枕詞部分は、漫画のタイトルになりましたよね💡

紅色とか絞り染めってさぁー紅葉だよただの紅葉が川に流れているだけなのよ!!(←風流っ気ゼロがバレてしまう💦)

何かかっこいい。美的感覚に関しての情熱を感じるかなーー。

 

 

で、短歌でしかアプローチできなくなったら、現代若者の語彙力が上がるって思ったの。

マッチングアプリも短歌を必須項目にして、短歌を経ないとマッチングできないとか

面倒い💦

LINEも異性とやりとりする時は短歌必須とか💡とてつもなく面倒い💦

 

 

第一みんな平安貴族のようになったら、もはや貴族ではないし💦

いや!もうこの際!ドライなデジタルデバイスを一切禁止して、

上記の和紙!筆!モチーフ添えの和歌を送り合う以外の超アナログのみしかやり取りできない法律にしてみようか!?

 

そうすると、どうなるのだろう??

 

 

今まで女子にモテる為にファッションや髪型をカッコ良くキメていた若者は、気になる女性によりよい和歌を贈る為に何を磨くのだろう??

語彙力だろうか?

文章力だろうか?

古い和歌の歴史を辿るのだろうか?

 

私は、感性だと思った✨!

素晴らしい和歌を詠んだ歌人も多分ファッションや所作もおしゃれだったと思うし、在原業平氏ときたら、川に紅葉が流れているだけで、神々とか紅の絞り染めとかって言ってるし、お月様見ても色々出てくるし、、

めっちゃ感性や審美眼が高いと思ったんだ💡

 

後もう1点は、贈る相手への思いやりだと思った✨!

いくら和紙や添え物や使う言葉内で自分なりの想いや象徴を仕込んでいても、受け取る相手がどの位、自分の意図との共通項を持っているかの把握ができていなければ、せっかくの和歌も台無しだと思うんだ。

だからその部分への気遣いができる人だと思ったんだ💡

 

 

 

待って!感性が鋭く相手への思いやりのある若者は現代だって十分人気があるよね💦

 

結局、時代は変わっていなかったーー💦

これがオチかーー💦

 

それでもね!文章が上手い人や喋りが上手い人は結局魅力がある点も変わらないと思うんだ。

なぜなら細部に宿る物語を感じる感性がなければ、そして相手の情報を知った上でそれを発信する力がなければ、言語化できないはずだから。

 

 

 

 

 

 

最後に!百人一首の中で私が一番好きな学問の神様、菅原道真氏に締め括ってもらいましょう!

 

このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

 

 

(現代語訳)

今度の旅は急のことで、道祖神に捧げる幣(ぬさ)も用意することができませんでした。手向けの山の紅葉を捧げるので、神よ御心のままにお受け取りください。

 

この方も紅葉好きだよね!流行ってたのかな??

 

「この度」と「この旅」を掛け合わせていたり、「とりあえず」と「取り敢えず(用意できない)」を掛け合わせていたり、「手向ける」と「手向山」を掛け合わせていたり、その代わり見たまんまの紅葉の自然(の錦)を神様のままに捧げますって、何かすごいよ👍✨

 

レイアウトが複雑っていうの??

 

とにかく菅原道真さん推しです!

 

慣れない国語のお話、何かとてつもなくキツかった〜〜💦もうしばらくは国語の話題はないかな💦