中2高2松江塾【初代公認】ママブロガーレモネードの徒然記

松江塾中2男子・松江塾卒高2男子のママ、レモネードです。日々の記録や思ったこと感じたことを徒然記していきます。

【本気で考えたい】女子の悩みについて

おはようございます☔️レモネードです。

今日は雨ですね💦

ニーは普通に登校、ムラは一日試験勉強でした。

 

 

今回は、最近思うことがあって、中学生女子の悩みについて言及したいと思った。

男子ママの私が言うのもめちゃくちゃおこがましいのですが、本気で考えたいと思う。

 

 

ブログで拝見したぎょぎょちゃんの悩みや

gyogyori-nu.hatenablog.com

 

らんまるクロちゃんのゆずかちゃんの悩み。

ranmarukuro.hatenablog.com

 

 

先にうちの子の事を話すと、男子は男子で悩みがあるのかもしれないのだけど、

こういった人間関係の機微の部分について話してくれることはまずない。

話すことがあっても「徒競走で勝った負けた」とか「体育でボールを跳ね返した」とか「テストに勝った負けた」「A君が変顔をして面白かった」「B君が下ネタを言った」とかそういう話ばかりで、女子と比べると本当に子供だな、と思う。

 

 

ただ、女子の悩みを拝見して思い出したエピソードがある。

よろしければ、皆さんも一緒に考えてくれたら嬉しいです。

いらぬお世話かもしれないですので💦その際には全くスルーしてください🙏💦

 

 

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ニーの同級生の女の子、Mちゃんが中2の時のお話。

話を聞いたのは、Mちゃんのママからの打ち明け話。

Mちゃんママはとても悩んでいた。

 

Mちゃんは小学校からニーの同級生。

Mちゃんは小学校からバスケットボールを習っていて、とても上手だった。

Mちゃんを知ったのは同じ女子バスケを習っている同級生Tちゃんママを通して。(Tちゃんもバスケがとても上手くスカウトされ私立の中学に行った)

Mちゃんは、スポーツも勉強もできる子だけどあまりグイグイと強いタイプではなく、みんなに優しくそっと寄り添うタイプ。

だからこそ皆に信頼され学級委員を任せられたりといった事が多くあった。それでもグイグイ系ではなく、衝突や争いが苦手で、調和や平和を重んじるタイプだ。

 

 

Mちゃんやニーが中学に入ると、Mちゃんは女子バスケットボール部に入部した。

Tちゃんがいない中学の部活では、Mちゃんはとてもバスケがうまく上達し、中2になり、上級生が引退すると、「部長」を任せられる事になった。

 

トラブルが起きたのは、そこからだ。

 

 

女子バスケ部の顧問の先生(E先生)は、そこまで部活に熱心ではなかったようで、しかもバスケは経験者ではなかった。

 

E先生は「本日の練習メニュー」のみMちゃんに手渡し、

「後はしっかり進めてくださいね」と言ってたまに練習に顔を出す程度。

 

初めは皆その練習メニューをこなしていた。

しかし程なくその「練習メニュー」の変更を言い出してきた子がいる。

それが副部長のSちゃん。

「(練習メニューの)こことここ!いらなくね?」

 

Mちゃんは未経験者の顧問のE先生の練習メニューに少々無駄やちょっとした疑問は早い段階から感じていた。

しかし責任感が強いMちゃんはE先生に楯突くことはせず、ひたすら先生の指示を部員に通す事を考えた。

「でも、、先生からの指示だし、ちゃんとやろうよ。」

Sちゃんに対してもそのように伝えるしかできなかった。

練習メニューを端折る事を考え始めたギャル系のSちゃん。実際は「楽をしたい」気持ちも見え隠れしていた。その点もMちゃんは見抜いていた。

 

練習メニューの一部をやりたくないSちゃんに共感する部員も少なからずいた。

もちろん、練習メニューを遵守しようとするMちゃん側につく部員もいた。

 

女子バスケ部は暗黙の内に、MちゃんグループとSちゃんグループに分裂が起こり始めた。

Sちゃんグループ達の矛先は、Mちゃんに集中した。

「ちゃんとやろうよ!」

顧問の手前、その声をかけねばならぬのは部長だからだ。

「そのちゃんとやろうよ」の声がけに「はああ?」「なんでMが決めるの?」といった声が多く上がったそうだ。

 

2つに分裂したグループを統一する役目も部長が担っていた。

 

Mちゃんの成績は急降下した。

元々、優しい平和を愛するMちゃんはSちゃんグループ達の気持ちに寄り添えない事を心から気を遣っていたし、また顧問のE先生の指示を遵守できない事にも申し訳なさを感じていた。

 

Sちゃん側から見れば、無駄なメニューを馬鹿正直にやるメンバーに嫌気がさしていただけでなく、顧問が不在だったので、ダレようと思えばダレることが可能な環境で、はたまた馬鹿正直に練習する意味が見出せなかったようだ。

 

Mちゃん側からみれば、ただ顧問の指示の遵守をする以外に練習の意義を見出せていなかったし、それでバスケをもっと上達させて上を目指す可能性のみ見えていた。その中で環境に甘えるSちゃん達についてはもっと真面目にやってほしい、と言う気持ちがあったようだ。

 

Sちゃんから見ると、Mちゃんは「うざい」「うるさい」「偉そう」。故に悪い。

Mちゃんから見ると、Sちゃんは「不真面目」「反抗する」「言うことを聞かない」。故に悪い。

 

白か黒か?Sが正しいのか?Mが正しいのか?

 

保護者がこの文章を読めば分かるはずだ。

「話し合い」の場を設けるべきだ、と。そして

悪いのは、SちゃんでもMちゃんでもなく、

E先生なんだ。

 

 

まずSちゃんグループがダラケられる環境を作った罪は重い。

またバスケ初心者なりにMちゃんのアドバイスを聞くなどして練習メニューの見直しをする手間を省いた罪は重い。

実際の部活の練習環境を、きちんと把握していない罪は重い。

練習のみにとどまらず生徒指導も含めて、Mちゃんに丸投げした罪は重い。

 

 

そして、そのE先生をバスケ部の顧問に任命した学校はもっと罪が重い。

 

MちゃんもSちゃんもどっちが悪いかの狭い世界でエネルギーを消費しており、学校の環境までを考えるに至らない。

 

もちろん、Mちゃんママは黙っていなかった。

E先生を含め学年主任にとことん追求。担任の先生も味方につけた。パワフルな人だ。

 

 

最終的にMちゃんは引退まで部長を全うし、Sちゃんグループとは色々あれどもほぼ全員に信頼される部長になった。

 

優秀な公立高校に進学した。

 

半分は子供の中学生にとって学校はまだまだ全能の存在に見える。

しかし、トラブルが起こっている時点で、教員の指導力不足の根っこがある場合も多々あるように思う。

 

未知である部分を自覚し、様々な視点から物を見ることが何より大切だと思う。

 

必ず原因や答えは存在する。故にそこを追求すれば、必ず解決する。