こんにちは⭐️すっかり夕方になってしまいましたが、ブログを書くための時間ができました。
入試探訪パート2として
ニーの志望する国立大学の英語(外国語)の問題を引っ張ってきました。
◎次の問題を英訳しなさい。
人間、損得勘定で動くとろくなことがない。あとで見返りがあるだろうと便宜を図っても、恩恵を受けた方はコロッと忘れているものだ。その一方で、善意で助けた相手がずっと感謝していて、こちらが本当に困ったときに恩に報いてくれることもある。「情けは人のためならず」というが、まさに人の世の真理をついた言葉である。
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 〣どうする??
まずは英訳以前の問題がある💦!
日本語を見てみよう!
三語短文でちょくちょくお見かけする言葉を確認。
「便宜」「恩恵」「善意」「恩」「報いる」「情け」「真理」…
まずはそれらの日本語の語句の意味が分からなければならないんだ。
さらに!
語句の意味が分かっただけではダメなんだ💦
この文章を「書いた人の意図を読み取らなければならない」という点。
例えばムラが各々の語句の意味を電子辞書で調べて、文章を繋げたとしても、
それが文法の意味において間違っていなかったとしても、、
この人が何を言いたいのか読み取ることは、とても難しかろうと思う。
ただこの人の言わんとしている事は、日常生活ではよくある事なんだ。
俺はサッカー部のディフェンダー👍✨
もちろんチームのキーパー、鈴木とは仲良くしている。
さらに先週鈴木にコーラ奢った🥤✨
キーパーとの兼ね合いによって勝負は左右されることが多いからだ。
それにキーパーからパスをもらう事で活躍の機会も得れる✨
そこそこ活躍してレギュラーの座は死守したい!
なのにあの鈴木ったら左バックの俺じゃなくて右バックの高橋にばっかりパス出しやがって💢
戦術だとしても俺の方からめちゃくちゃ仲良くしているのにどういう事?💢
俺の「コーラの恩」を感じていないだろ??
でも英語の時間、課題が終わっていなくて困っていた時、何と鈴木が俺にノート見せてくれたんだ。
うん、やっぱり恩を売っておいて、いい事あったじゃん。
こんな所に見返りが来るなんて。
まさに「情けは人の為ならず」!情けは自分の為にこれからもかけてやろーじゃないか!
余計に複雑になっている気が🌀💦
このよくある日常を先程の文章と同じ経験値として読み取れるか??
それは文面だけの問題ではなく、学校生活を積極的に取り組み、感情も含めて様々な体験経験をし(時に辛苦を味わい💦)、その経験と文言がピッタリと一致する必要があるんだ。
さらにもう一問同じ大学の別の年度の同じ問題を引用してみる。
◎次の問題を英訳しなさい。
言うまでもなく、転ばぬ先の杖は大切である。しかし、たまに結果をあれこれ心配する前に一歩踏み出す勇気が必要だ。痛い目を見るかもしれないが、失敗を重ねることで人としての円熟味が増すこともあるだろう。あきらめずに何度も立ち上がった経験が、とんでもない困難に直面した時に、それを乗り越える大きな武器となるにちがいない。
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 〣=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 〣=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 〣
これもサッカーでよくある事だ(サッカー例が多くてごめんなさい🙏💦)
キーパーはそこで飛び出すか?それとも様子を見るのか?
ディフェンダーは自分の守備を超えてもう少し前に出てしまうのか?
サイドハーフはクロス出すのか?シュート打っちゃうのか?
転ばぬ先の杖以前の一瞬の判断で決まる。
そういった実体験としての経験がなければ、それで積み上げて成長した経験がなければ、
この日本語の真の意味を本当に読み取る事は難しい。
⭐️待て!この問題は英訳だった😱⭐️
なんて恐ろしい…む、む、無理!
だとしても、
実地で理解した上での英訳と、机上での文面通りの英訳ではやはり違いが出るに違いない、と思った。
改めて、
国語と生活は重要だ。
自分の体験を文字・言葉という記号に置き換え、再理解をするのだから。
本当の知性とは何だろうか?