こんにちは☀️レモネードです。
連休も終わり、ムラは普通に中学に部活、帰宅して就寝後に塾に行く生活が始まりました。
ニーも高校が終われば図書館で勉強、夜に帰宅のいつもの生活パターンに戻りました。
今日は私もチャーを筆頭に二人を送り出し、洗濯や布団たたみ、食器片付けといったある程度の家事を終えると、10時にはデザインを3件程片付けた。その間にe-taxで青色申告。短時間でできた(電子申請、便利〜✨)
やがて10時も超えて10時半に差し掛かる頃、家のインターフォンが鳴った。
ピンポーン🎵
あれ、誰だろう?セールスや訪問販売っぽいのは追い返そう!と玄関設置のカメラを覗くと、
そこには、ぽっちゃりとしたメガネの中学生位の男の子が立っていた。
(以前にも記事に書きましたが、うちの前は中学校の通学路になっています。)
「すいません。〇〇中の〇〇です。トイレを貸してくれませんか?」
一瞬、驚いた。
玄関に出て本人を確認。
中2だそうだ。(ムラの一個先輩)
ちょっと顔が赤く、汗をかいている感じ。
走ってきたのかな??
「どうぞ!」
急いで一階のトイレに案内した。
「ありがとうございます!」
あえて名前は聞かなかった。
この時間の登校だ。
結構危機的な状況に面しているに違いない。
・連休で羽を伸ばし過ぎて、夜中ゲームして寝過ごしたか?
・寝坊して、トイレに行かずにそのまま来たか?
・それとも初めから学校に行く気がせず、決意を固めて登校してきたのかな?
そして彼は、
「ありがとうございました!」とお礼を言って玄関から飛び出して行った。
「気をつけてね!頑張れー!」
走る彼。
まさか4人目を送り出す事になるとは。
でもこの一つの事は事実だ。
彼はとても頑張っている!
スケジュール管理をやらかしたかもしれない。
でも学校に行く義務感に突き動かされるように走って取り返そうとしている。
以前「子供110番」の家の募集が私の住む地区でもあった。
大体地主さんや商売をやられている方、目印になりそうなお宅の方が進んで声を上げられていた。
実はうちも以前2年間だけ「子供110番」に申し込んだことがあった。
「子供110番」の看板を掲げると、不審者対策や子供が危機的状況にある時、思わず駆け込む場所として認知される。
ただ何も起こらず何も変わらずだったので、意味もないと思いいつの間にか辞めてしまった。
しかし今でもなぜかうちを頼りにしてくれた事を嬉しく思った。
自宅から学校までの距離。
同じ距離でもものすごく近く感じる子もいれば、果てしなく遠く感じる子もいる。
その中継地点として、一旦トイレでも使ってもらえれば、
もしかしたら、学校にたどり着ける子もいるのかもしれない。
「子供110番」の看板が見えるだけでも、何かが変わるのかもしれない。
「子供110番」は不審者対策という警察的な意味合いだけではなく、
地域全体で、「あなたの味方ですよ!」「何かあったら声かけてね!」といった、
子供のSOSの受け皿になるものなのかもしれない。
また看板を掲げてみようかな?と思ったそんな瞬間だった。