こんばんは⭐️レモネードです😊✨
1日空いてしまいました💦
一昨日、親単科を受講したのですが、
仕事片手の受講だったで、目で聞けたかどうだか👀💦
なので、ノートを見返して、重要語句だけ自分体験と照らし合わせてみたいと思います✨
テーマは、、
「ザ⭐︎国語力について」
そこで、真島先生は面白い言葉をおっしゃった。
「周辺知識」
というものだ。
そこで、私が真っ先に思い浮かんだものは、
コンテクスト(context)というものだ。
(文章の)前後関係、文脈、脈絡、コンテキスト、状況、環境
という風に訳される単語だ。
ビジネスシーンでは、コンテクストを理解するとは「空気を読む力」として捉えられる事が多い。
「隠れた意図」「言葉の背景」「これまでの経緯」というものだ。
面白いことに、コンテクストとは言葉そのものの力ではなく、その裏の文脈ー空気を読む力の事だ。
しかしその力が最終的には読解力を培う事になるのだから、小中学生の段階でいかにこのコンテクストを捉えられるかが、とても重要だという事になる。
そして、今度は私の失敗談を話したい。
全くもってコンテクストが0の状態に陥った経験だ。
コンテクストがない人間が実際どのように見えているのか、見て取れる事と思う。
ニーを妊娠中の出来事だ。
なななんと、国立能楽堂(千駄ヶ谷)に
能なるものを観に行った!!
能や狂言、歌舞伎は私にとって全くもって無知に等しい。
幼稚園の頃からプログラミングをやってるようなお家柄だったので、いかに文学的なもの(特に日本文化)と疎遠な人生だったかと思う。それまで自分の人生にそのような高尚な趣味など存在しなかった。とにかく無知だった。
しかしチャーは行きたくて仕方がなかったので、しょうがなくついていった。
当時は仕事が忙しい合間に行ったので、どんなストーリーか内容かなど下調べもままならなかった。
内容は、「蝉丸」という能や狂言では結構有名なお話らしく、
主人公は、あの百人一首にでてくる蝉丸だ!
簡単にいうと、天皇の息子でありながら盲目で山に捨てられた蝉丸と、やはり天皇の皇女でありながら髪の毛が逆さに生える姉の逆髪が狂人となって放浪中に姉弟同士出会い、自分の寂しい境遇を語り合うという内容になっている。このやり取り後、二人は別れるという内容だ。
このコンテクストなしの私にはお人形が和太鼓や笛の音と共に動いているようにしか見えなかったのだ。
赤い髪の逆髪は見た目がツンツンしていて面白い!とそれだけ。
蝉丸は衣装に金の刺繍がキラキラしていて、そこばかりに集中!
なのになのにだよ。二人が別れる時に、私の周りの人たちが啜り泣きを始めたんだ。
ごめん、面白いお人形がただすれ違っただけで、なんで泣いてるんですか??
って世界だったのよ。こっちは。
ただ!この蝉丸の話を熟読して、感情移入して、能を通して自分のストーリーとオーバーラップして見ている人達にはそれぞれの情景が色濃く浮かんでいた。
それだけじゃなくて、蝉丸のとてつもなく悲しい虚無感や狂人の放浪人、姉の逆髪の底知れぬ絶望感を何度も何度も味わって泣いている。
もう、この温度差!!
コンテクストのない人とある人のこの差!!!
実際、能や狂言の観客は感性がとても鋭い人や文学的な素養のある人が多い、
能は、同じお面でも、若干俯くと怒りや悲しみの表情に変わり、少し上を向いただけで一気に明るい表情にもなる。
さらにいうと、屋外の神社で祭りや行事の時に行われる舞台での能は月の光や行灯のようなものに照らされて、幾つもの表情を変える事もできるらしい。
大変奥深い世界なんだそうだ。
なので、親単科を聞いて当時の事を思い出して、
思った。
絶対コンテクストを理解している人の方が人生2度美味しいと!(そこ?)
コンテクストについては、まだまだ書き足りないので、続きます🫡