昨日デカい案件を終わらせて、本日はほっと一息。
朝からゴミ捨て行ったり、給油しに行ったり、玄関のドアの修理屋さんが来たりバタバタしていたが、やはり今日は久しぶりにゆっくりできる!
ゆっくり皆さんのブログを読み、
あー今日はリフレッシュできるぞー✨✨
大きい案件とは別に小さい案件の依頼も来て、こちらも昨日納品した。
その小さい案件の方は、実はとあるオンライン塾で実施している生徒用のプリントのデザインとロゴだった。
松江塾とは全く無関係なのですが、3年前くらいクラウドソーシングサイトを介して依頼を請け負って以来ご縁が続いている。
都心にある塾なので、うちの子が接点を持つ事は全くないのだけど、そこの塾長が、まさに「名物塾長」だ。
まだ30代と若い理系の塾長だが、ものすごくこだわりを持っている。
それは、
「何でもかんでもおしゃれじゃないと嫌だ!」
というものだ。
なので塾のプリントもシンプルなものは嫌なんだそう。
そこで徹底的におしゃれな漢字プリントと英単語プリントのテンプレートを作る事になった。
「枠はこんな感じで。色はこんな感じで。このキャラを入れてください、こんなマークがあるとかわいいかも❤️」
「こんな感じはいかがでしょうか?」
「かわいいー✨!」
「こちらはどうでしょうか?」
「かわいいです〜✨!」
「かわいい」の連呼。こちらとしては嬉しいような照れくさいような💦
塾内の写真も見せてもらったが、インテリアから調度品(?)からものすごいこだわりがあり、おしゃれ感満載だった。
ただ過去にこの塾長とガチンコレベルでぶつかった事がある。
普段クライアントとぶつかることなど滅多になく、それどころかトラブっては絶対いけないので、トラブル前にこちらが折れるのが大抵だが、彼の持つ「おしゃれ志向」のオーダーがあまりに多く、それでもなるべく彼の希望に沿っていたが、何度も言ってることを覆され、「これもいいけど、うーん、やっぱりこうしたい!」「これはやっぱり嫌だ!」の対応に、
「おいおい!おまえがブレてどーすんだ!追加料金たんまり上乗せするからな!」(実際はこんな口調では言っていません💦)的な事を言ったら、即座にデザインが確定した。
そしてそんな彼のブレーンと呼ばれるナンバー2さんとLINEのグループでご一緒した時、その会話の内容を聞いて、彼の塾が成り立っている理由を理解した。ナンバー2さんが優秀さんで彼を支え続けているように思った。
本日、落ち着いて彼が彼の塾へ求める「おしゃれ感」について想像をめぐらせた。
「塾のプリントもおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾のレイアウトもおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾の看板もおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾のシャーペンもおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾のHPもおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾のSNSもおしゃれじゃないと嫌だ。」
「塾の動画もおしゃれじゃないと嫌だ。」
何やかんや彼の志向するおしゃれ感が塾のイメージを形作り、
何やかんや巡り巡って広告効果を生み出し、
何やかんや女子ウケし、
何やかんや儲かっているではないか。
彼はその点も意識している面も大いにあるだろうが、
(もちろん塾の内容としての良さも大きくありますが)
ここまでおしゃれにこだわるかという彼の執着は
塾長としての存在意義に達しているように思われた。
どんなものにでもありえないほどの執着が、
大きなお金を生み出したり、はたまた社会情勢を変えたりする事があるのだろうと、
考えた瞬間だった。