受験勉強を頑張っているニー。
授業以外でも松江塾で自習をしたり、北辰テストに向けて意識を集中している。
そんな中、同じ学校の友達はスポーツ推薦や単願推薦、特待生などが決まり始めてきた。
「もう!?」と驚いたが、
コロナ禍以降、また少子化で各高校の「青田刈り」は加速してきているらしい。
ニーもママもそういった話を聞くと何となく焦りを感じ始める。
そっかー〇〇君はもう決まったのか。
安心だなーいいなー。
どこかでそんな気持ちが出始める。
しかし公立志望や一般受験組は、ここで振り切らなければならない事も事実だ。
(まだどう転ぶか分からないが💦)
2月まで頑張る。
という事は後6ヶ月(半年)自分に負けないで成績を上げるべく頑張らなければならない。
中弛みの誘惑もあるかもしれない。
決まった友達の誘いも振り切らなければならない。
それには自分の核の部分を、信念を持って取り組めるかが大事だ。
ニーは松江塾で、一緒に頑張れる友達もできた。
一人で頑張るのは大変だが、
励まし合える仲間がいると、もっと頑張れる。
チャーに夕飯時、その話をしたら、
えっ?まだ4合目でしょ?
まだ登山で言うとまだ半分も辿り着いていなかったのだ。
チャー曰く夏休みの頑張りがじわりじわりと2月まで出てくるのが受験らしい。
そして受験前日まで伸びるらしい。
今まで受験を「試合」として捉えていたが、「登山」という例えも、リアルに感じることができた。
そうか、急勾配の山道や、岩場や、思わぬ川など
これからぶつかるんだ。
合格・不合格ではない。
(もちろん大事だけど)
登頂した時、
どれだけいい眺めが見れるかだ。
ピーは何気にニーの登り姿をよく見ている。
これからも家族でニーを応援していきたいと思う。