午前1時、ようやくブログ記入ができそうです。
今日は、沢山デザインの依頼を頂き、目が回る1日でした。
夜型人間ニーは昼まで寝て、午後甲子園を見て夕方あたりから勉強を始め、今も勉強中。
ピーは1階のチャーの部屋で育伸ワークを進めて、算数の宿題、毎日英語、音読、読書感想文用の読書をした。
いつも夏休みにはニーやピーが遊びに来るのをいつも待っているジー(祖父・ママの父)とバー(祖母・ママの母)だけど、最近はニーが受験生のため「来なくていいから勉強して。」と言ってくれている。
しかしたまに遊びに行くとジーはお気に入りの昔のゲームで遊ばせてくれる。
その名も、「激ペナ2」(激突ペナントレース2)。
最近のゲーム「プロ野球スピリッツ」等とは違って、初期型パソコンでアナログ感覚で楽しめる野球ゲームだ。
ジーは昔から新型パソコンを追いかけているお父さんで、ママやディーやレーが小さい頃ジーによく秋葉原に連れて行ってもらった。ママの記憶に残るイルミネーションは、決してディズニーではなく、オノデンやSATO無線などの秋葉原を彩る夜の蛍光灯だ。当時はまだアニメが台頭する事なく、ラジオ会館は部品を買う大学生や高校生で賑わっていた。 あのきらめきや臨場感は中々忘れられない。
まだみんなワープロしか持っていなかった時代、ジーはパソコンでプログラミングをして子供達にゲームを作ってくれた。
そしてそれから5、6年「激ペナ2」が出た時は、ちょっとした話題になった。
上から見る球場のダイヤモンドからの視点、バッターを振る感覚のキャッチャーからの視点を随時入れ替えられるという当時は新しいシステムだった。
まるで本物の野球みたいだ!
しばらくはみんなゲームを楽しんだ。
やがてジーは「ジーズ」というチームを作った。しかも「激ペナ2」のプログラムを勝手にいじって、メンバー全員が9割9部9厘の打率を持ち防御力99%の無敵チームを作った。
一体誰が「ジーズ」に勝てるのか?
子供達は誰もジーズに勝てるわけないと思った。
しかし、手先の器用なレーが、変化球を駆使して9割9部9厘の打率を封印し、ジーズの守備の弱点を突き、あっという間にジーズは負けてしまった。
当時小学生だったママは学んだ。
数値よりもアナログの方が強い。
現在、記事を書いてくれるAIや画像素材サイトにも本物に近い生成AIが出てくるようになり、あの頃の簡単なプログラミングも8ビットのインベーダーも人間の脳細胞並みに進化したなあーと感じる。
9割9部9厘がアナログに勝つ日が来るのだろうか。